SHEEP AND PLANETS / PROTOTYPE 04
AX体験ラボ · 製造業
現場の状況共有ナビ
見えた事実を整理し、担当者と引き継ぎメモを確認する。架空の企業を題材にした試作です。
- 状態
- 試作版(2026年10月)
- 作り方
- Codexと対話しながら作成
- 形式
- HTMLファイル1つ。ブラウザ内で動作
- 公開版の動き
- 連絡ルールによる条件分岐。回答の生成・判定に生成AIは使っていません。
DEMO
試してみる
まず「設備が止まった」を押し、次に「品質が気になる」で連絡先の変化を見ます。「危険が疑われる」ときの案内も確認してください。
入力に応じて計算・分岐します。回答や入力内容を外部へ送信する機能はありません。
WHY
なぜ作ったか
架空の企業「ミナト製作所」は、包装・組立・検査を行う小さな製造現場。経験の異なるスタッフが複数の工程を担当。
「「機械がおかしい」とだけ連絡が来ても、どの設備で何が起きたか分かりません。詳しい人を探して、同じ説明を何度もすることがあります。」
分かる事実をそろえ、適切な担当者へ早く状況を共有できる状態をつくる。
状況の整理と連絡を扱います。原因の診断、機械の復旧、運転再開の判断は担当者が行います。
HOW
どうやって作ったか
- 01
困りごとを1つの仕事に絞る
口頭連絡が中心で、設備名や影響範囲が抜けやすい。設備・品質・材料の相談先が、人によって分かりにくい。見えた事実と、原因の思い込みが混ざって伝わる。
- 02
入力・判断・出力を決める
危険が疑われるか・設備・工程・困りごとの種類・作業への影響・見えた事実を入力し、最初に安全確認が必要かを分ける、困りごとの種類を連絡ルールに照らす、入力された事実を、項目ごとに整理する。優先して行うこと・連絡する担当者・そのまま使える状況共有メモを表示します。
- 03
人に引き継ぐ条件を決める
状況の整理と連絡を扱います。原因の診断、機械の復旧、運転再開の判断は担当者が行います。
- 04
HTML・CSS・JavaScriptで画面を作る
AIに要件を伝え、画面の土台・見た目・入力に応じた動作を実装しました。メモのコピーと保存も付けました。
- 05
条件を変えて確かめる
設備・品質・材料の相談で連絡先が変わるか、危険の有無が不明なときも連絡が優先されるかを確認します。
この完成品は、架空の社内連絡ルールに沿う条件分岐と、メモの整形で動きます。生成AIによる診断は行いません。
AIを加えるなら、長い報告文の要約や、正式な手順書を探す補助が考えられます。安全確認や復旧判断は、社内の責任者と正式な手順に従います。
POINTS
工夫したこと
最初に安全を確認する
危険が疑われる場合は、残りを入力しなくても連絡先を表示する。記録を完成させるために、連絡が遅れないように。
「分からない」を選べる
設備名・影響・発生時点が不明でも、未確認としてメモに残す。正確なことだけを伝え、推測で埋めないように。
事実を同じ形式でそろえる
設備、種類、時点、影響、数量、観察したことを分けて表示する。担当者が確認を始めやすくするため。
相談先を明示する
設備・品質・材料・手順の相談で、担当者を切り替える。誰に相談するかを、経験者だけの知識にしないため。
原因を断定しない
連絡先と確認事項を示し、復旧の操作は案内しない。現物や状況を確認できる担当者の判断につなぐため。
入力内容を送信しない
計算とメモ作成はブラウザの中で行います。予約や連絡は自動送信せず、利用者が内容を確かめて使います。
EXPAND
ほかの仕事に展開するなら
同じ仕組みでも、情報と判断のルールは仕事ごとに変わります。次の5つは展開の例です。
- 01
倉庫の出荷ミス報告
品番・数量・工程が分からず確認が遅れる
- 入力
- 作業場所・品番・事実・影響範囲
- 出力
- 担当者と確認用の報告メモ
変えるところ:倉庫の工程名と連絡先に差し替える。出荷停止などの判断は責任者へ。
- 02
施設設備の不具合連絡
照明・空調などの相談先が分からない
- 入力
- 場所・設備・症状・危険の有無
- 出力
- 施設担当への連絡メモ
変えるところ:設備台帳と連絡ルールに合わせる。点検・修理の操作は担当者へ。
- 03
飲食店の備品・設備の報告
故障や不足の引き継ぎが抜ける
- 入力
- 場所・備品名・起きていること
- 出力
- 店長・管理担当への共有メモ
変えるところ:店舗ごとの担当者と報告項目に変更。衛生・営業判断は責任者へ。
- 04
社内ITの問い合わせ受付
「動かない」だけでは対応を始めにくい
- 入力
- 端末・アプリ・表示・発生時点
- 出力
- 情報システム担当への相談メモ
変えるところ:IT環境と問い合わせ分類に差し替える。パスワード等の秘密情報は入力させない。
- 05
介護施設の備品・補充依頼
備品の不具合や不足が口頭だけで伝わる
- 入力
- 場所・備品・不足数・利用への影響
- 出力
- 施設管理担当への連絡・依頼メモ
変えるところ:施設の連絡手順に置き換える。利用者の体調や医療判断は扱わず、緊急時は施設の手順を優先。
CODE
コード
HTML・CSS・JavaScriptを1つのファイルにまとめています。HTMLは画面の土台、CSSは見た目、JavaScriptは計算や条件分岐を担当します。この公開版は、ブラウザ内で動きます。
- assets・categories
- 設備名・工程名と困りごとの分類
- factoryResult
- 安全確認と、分類に応じた連絡先を決める処理
- factorySample
- 設備・品質・危険が疑われる場面の入力例
- memo
- 見えた事実と連絡先をまとめる処理
AIに渡して作り替える
保存したHTMLをAIに添付し、変えたい業務ルールを伝えるときの例です。会社の情報を外部に渡す前に、利用ルールを確認します。
添付のHTMLは現場の状況共有ナビです。設備・工程名、困りごとの分類、担当者を、次に示す当社の正式な連絡ルールに合わせてください。危険が疑われる場合は記録より連絡を優先し、原因診断や復旧操作は案内しないでください。変更後の確認用の入力例も説明してください。
TRY WITH A COMPANY
企業で試す前に、確認すること
この試作を担当者と一緒に見て、実際の仕事に合わせるためのメモを作ります。
- 誰の、どの仕事で使うか
使う人と場面を1つに絞り、いま困っていることを確認します。
- 元の情報と、更新する人
正式な設備名・連絡先・安全手順を確認し、変更時の更新担当を決めます。
- 人に相談する場面
情報が足りないとき、条件に合わないとき、判断に迷うときの引き継ぎ先を決めます。
- 少人数で試して、効果を確かめる
指導者・企業の担当者と試す人や期間を決め、連絡時の情報不足・聞き直しの回数・担当者への引き継ぎにかかる時間を見ます。
企業のどの課題に役立つか。何を入力し、どう処理して、何が出るか。実務で使うために何を直し、どう試すか。
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