SHEEP AND PLANETS / PROTOTYPE 01
AX体験ラボ · 企業支援の入口
AI活用ステップ診断
選択式の質問から、企業の現在地と次の一手を整理する。結果をもとに、担当者との相談を始めるための試作です。
- 状態
- 試作版(2026年10月)
- 作り方
- Claudeと対話しながら作成
- 形式
- HTMLファイル1つ。ブラウザ内で動作
- 公開版の動き
- 選択式の条件分岐。回答の生成・判定に生成AIは使っていません。
DEMO
試してみる
当てはまる選択肢を選んで進めてください。結果には、段階・次の一手・相談で一緒にできることが表示されます。
入力に応じて計算・分岐します。回答や入力内容を外部へ送信する機能はありません。
WHY
なぜ作ったか
生成AIの活用状況は、会社によって大きく違います。まだ誰も使っていない会社もあれば、一部の人だけが使っている会社、AIに詳しい人がアプリを作っているものの、このままでいいのか迷っている会社もあります。
段階が違えば、次にやることも違います。相談の最初に現在地を共有できれば、何から始めるかをすぐに話し合えます。そこで、質問に答えるだけで段階と次の一手がわかる診断を作りました。
HOW
どうやって作ったか
- 01
段階を定義する
「これから始める」「個人で使っている」「業務に広げる」「仕組みを定着させる」「自走している」の5段階に分け、それぞれの状態と次にやることを整理しました。
- 02
質問の分岐を設計する
使っている人がいるか、主な使い方、AIで作った仕組みがあるか、作った人以外も使えるか、効果を測っているか、の順に聞きます。回答によって次の質問が変わり、2〜7問で終わります。
- 03
結果の内容を決める
段階ごとに、次の一手を3つと、相談で一緒にできることを用意しました。利用ルールが整っていない場合は、どの段階でも「まずやること」として最初に表示します。
- 04
画面をつくる
チャットのように1問ずつ表示し、横に5つの段階と現在地を示します。結果は、回答とあわせてテキストでコピーできます。
- 05
確かめる
回答の組み合わせを変え、段階と次の一手、戻る操作を確認します。診断結果は担当者との対話で確かめます。
どの工程も、Claudeに要件を伝え、出来上がったものを確認して直してもらう、というやりとりで進めました。
POINTS
工夫したこと
判定にAIを使わない
AIに判定させると、同じ回答でも結果が変わることがあります。選択式の分岐にしたので、同じ回答なら必ず同じ結果になり、なぜその段階なのかを説明できます。
一番詰まっているところで判定する
仕組みが社内で共有されていても、効果を測っていなければ「仕組みを定着させる」段階と判定します。進んでいる部分より、止まっている部分を次の一手にします。
利用ルールは段階とは別に確認する
入力してよい情報の線引きは、どの段階でも必要です。ルールがない場合は、段階に関係なく最初に表示します。
迷わず選べる選択肢にする
AIを使ったことがない人でも選べるよう、選択肢は日常の言葉で書き、必要なものには補足を付けました。
結果を相談の事前情報にできる
会社名や困っていることを書き添えて、回答と結果をまとめてコピーできます。
回答を送信しない
診断は画面の中だけで完結し、回答はどこにも保存・送信されません。
EXPAND
ほかの仕事に展開するなら
同じ仕組みでも、情報と判断のルールは仕事ごとに変わります。次の5つは展開の例です。
- 01
経理業務の見直し相談
何から効率化するかが決まらない。
- 入力
- 処理件数・使っている道具・手戻り
- 出力
- 最初に整理する作業と相談事項
変えるところ:会社の処理手順に合わせて質問を作り、税務上の判断は担当者に確認する。
- 02
営業の情報共有チェック
担当者ごとに情報の置き場が違う。
- 入力
- 記録方法・共有範囲・更新担当
- 出力
- 共有の課題と、まずそろえること
変えるところ:営業の流れと情報管理のルールに合わせる。
- 03
研修の受講前チェック
経験や目的が異なり、同じ授業では学びにくい。
- 入力
- 経験・使いたい業務・学習時間
- 出力
- 学び始める位置と事前準備
変えるところ:講座の到達目標と内容に合わせる。選抜や合否の判定には使わない。
- 04
店舗の予約受付の見直し
電話・SNS・台帳が分かれている。
- 入力
- 受付方法・重複・確認の回数
- 出力
- 最初に整理する受付の流れ
変えるところ:店舗の予約方法と担当者の役割に合わせる。
- 05
介護施設の情報共有チェック
備品や事務の引き継ぎが口頭に偏っている。
- 入力
- 共有手段・記録の置き場・更新担当
- 出力
- 事務連絡の改善を始める場所
変えるところ:施設の運用ルールに合わせる。利用者の状態や医療判断は扱わない。
CODE
コード
HTML・CSS・JavaScriptを、1つのHTMLファイルにまとめています。外部から読み込んでいるのはフォントだけで、サーバーやデータベースは使っていません。
- STAGES
- 5つの段階の名前と説明
- Q
- 質問文と選択肢、回答に応じて次に進む質問
- computeResult
- 回答から、段階・次の一手・まずやることを決める処理
- SUPPORT
- 段階ごとの「相談で一緒にできること」
AIに渡して作り替える
このファイルをChatGPTやClaudeに添付して頼めば、業種に合わせて質問や次の一手を書き換えられます。
添付のHTMLは、生成AI活用の段階を判定する診断です。質問(Q)と判定(computeResult)は変えずに、製造業の会社向けに、次の一手の文面を具体的な業務の例に書き換えてください。
TRY WITH A COMPANY
企業で試す前に、確認すること
この試作を担当者と一緒に見て、実際の仕事に合わせるためのメモを作ります。
- 誰の、どの仕事で使うか
使う人と場面を1つに絞り、いま困っていることを確認します。
- 元の情報と、更新する人
段階の定義と判定条件を共有し、結果を面談で確かめる人を決めます。
- 人に相談する場面
情報が足りないとき、条件に合わないとき、判断に迷うときの引き継ぎ先を決めます。
- 少人数で試して、効果を確かめる
指導者・企業の担当者と試す人や期間を決め、面談での確認漏れ・次に試す業務が決まったか・担当者と認識が合ったかを見ます。
企業のどの課題に役立つか。何を入力し、どう処理して、何が出るか。実務で使うために何を直し、どう試すか。
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